【高梁・総社地区】第2回地区研修会を開催しました!
高梁・総社地区 第2回地区研修会を開催しました。
開催日:2024年3月12日(金)
会 場:総社市中央公民館 第7会議室
テーマ:「VRシステムを活用した認知症研修会」
講 師:岡山県子ども・福祉部 長寿社会課長寿社会企画班
雨のため足元の悪い中でしたが、8名の方が参加されました。
研修会では実際にVR機器を使用し、物の位置や向きを認識することができなくなる「視空間失認」や自分の今いる場所が分からなくなる「見当識障害」、レビー小体型認知症の症状のひとつである「幻視」を体験しました。
視空間失認の体験では、デイサービスの送迎車から降りるのですが、まるでビルの屋上から落ちるようで、後ろから「大丈夫ですよ」「右足から降りましょうね」と声かけされても、相手が見えていないので怖い気持ちになりました。そこで改めて声かけの位置の大切さを学ぶことができました。
講師の方が「VR体験をすることで認知症患者の全てか分かるわけではないが、何に困っているのか?どう対応したら良いのか?が分からなくなったら、本人に聞くことが大切。」と言われました。当事者の体験も交えて相手の立場になって話を聞くことの大切さを話されました。
参加者の感想
・VR機器を使用することで、利用者の方の気持ちを知ることができました。
・VR機器を使った研修が初めてで新鮮でした。
・見当識障害や幻視は教科書等では見たことがあったが、実際に体験してみるとすごく怖いものだなと。声のかけ方だけでなく、声かけの位置も大切だなと感じました。
(高梁・総社地区 広報委員・森岡)